木造補強Method 01
SAロッドを用いた
新しい木造補強Feature
弊社はこれまでに培ってきた耐震補強技術を活かし、
社寺仏閣等の文化財における木造柱の耐震補強に取り組んでいます。
社寺仏閣等、文化遺産ともいえる木造建築物は建立された時と変わらない外観が重要とされます。
また、コンクリート造に比べ木柱内部に保有している水分量が非常に多く、
アラミド素材との接着・固定がうまく行えないという問題がありました。
この問題を解消するため、当社では研究と実験を重ね、新しい工法を考案いたしました。
当社の木造補強技術の特徴
この工法では、木柱の折れた部分を切断して補強用継手木材(同じ木質材)を作成し、柱内部にSAロッドを必要強度に合わせた本数・太さで配置。水分量の多い木素材に合った接着材を利用してしっかりと固定します。
- 補強材を露出させることなく元の外観を保ちます。
- 原寸木柱継手補強試験体をさまざまな規格で作成し試験を行った結果、十分な強度の値が確認されております。